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904 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:2017/02/11(土)09:15:28 ID:3GS
まだ大学生の携帯所持率が七割くらいだったころ
我が家は同居の祖父の借金を親が肩代わりしてたので携帯なんて贅沢品は持てず、就活の連絡は全部家電だった

大学の成績も良かったし、大学側からもこんだけ頑張ってきて成果も残せるんだから就職も大丈夫と太鼓判を押されてた
実際大学推薦ももらった
でもどれだけ頑張っても電話が鳴らなかった
親に聞いても誰も知らないという
時間ばかりがたって、周りは皆就職決めていく中、私だけ決まらなかった

 

あるとき大学から呼び出された
大学で推薦出した企業との約束を連絡もなくキャンセルするとはどういうことだと
驚いたし連絡なんて何もないと伝えたら、大学側も事情を調べてくれた
結果、企業は家に連絡を入れていたが、それを祖父がとり、丁寧に対応し、そのまま祖父の手で握りつぶされていた

平日は親は働きに出て私は大学と就活に走り回ってるんだけど、その間祖父は電話の前で正座して電話がなるのをずっと待っていた
鳴るとワンコールで出ていたため、登録していた留守録に切り替わらなかったようだ
祖父は働いてたときの名残でものすごく丁寧に受け答えしていた(あとから音声データをもらった)
そして電話を切った瞬間、誰から電話が来たのか、なんの内容だったのか、すっかり忘れていた
親もお金関連でやられて損害を出していた
調べるのに時間がかかり、全て水の泡になってからわかったことだった
祖父の認知症の始まりだった
電話に出たときだけ仕事の癖がでてテキパキ対応できたらしい
医者から借金も認知症で騙されてつくったものかもしれないと言われた
でもどうにもならなかった


それからは自分の就活より、昼間祖父を一人にしておけない!と祖父の介護が始まり
電話を使わなくなった途端認知症がどんどん進行
気づいたら30歳の深夜のコンビニアルバイター正社員の職歴なしのゴミクズに成り果てていた
そこから抜け出せず今祖父の介護しながらワープアしてます
どこで人生まちがったのかな
 

  複雑 | 22:46 | comments(0) | -
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